北欧のパン

クリスマス時期になるとつくるパン。

 

バターと牛乳がたっぷり入って、ほんわか懐かしい味のパンです。

 

形を作って30分置いたらすぐに焼ける簡単で、楽しいパン。

 

今年は子どもと一緒に、やぎと(焼き上がったら太ったうさぎみたいにになってしまいました。。。)クリスマスツリーと星を。

 

なかなかおいしく出来ました。

新しい人生

久しぶりの東京で、久しぶりの友人に何人か会ってきました。

 

西荻窪で「ポチコロベーグル」をやっている姉妹。

私達家族が東京に住んでいる時に、近所に住んでいたので、何度ごはんを一緒に食べた事か。(食べさせてもらったことのほうが多いのですが)

 

とても人気のポチコロベーグルのお店ですが、11月中旬で閉めるそうです。

私が行ったときも、お客さんがもう食べれなくなるからと大量に購入していました。

その気持ち、分かります。。。

あのベーグルと、絶品焼き菓子が食べれなくなるのは寂しいのですが、2人の新しい門出を祝いたいと思います。

 

 

上 ポチコロベーグル綾子さん。奥では妹の幸子さんが一生懸命仕込み中。

いいお店でした。

下 ベーグル(写真を撮るのが当日じゃなかったので、ベーグルがしわっとなっていますが、本当はぱんぱんつやつやです!)と焼き菓子いろいろ。

アート

私は自分の作品はほとんど家に飾っていませんが、他の人の作品を飾るのは好きです。

 

自分ではこうは描けないなあ、とかこんなの作れないなあと思い、我が家に似合いそう!と、飾る場所がイメージできるものをいくつか置いています。

 

 

なくても生活できるけど、あるとなんだかとても嬉しい。

 

私の絵も誰かにとってそういう存在であって欲しいなあと思いつつ。

 

小さな絵 湯浅景子さん お皿 長野史子さん(百草で購入)木の皿に載っている人形はしょうぶ学園ので、隣のまるでいちじくのようなものは拾った石

 左 鈴木いづみさん 右はYuko kanさん

シュタイナー100周年

子どもを2人、シュタイナー学校というところで学ばせています。

保育園もシュタイナー保育園だったので、我が家にとってはこの教育を選ぶのは自然な流れでした。

シュタイナー教育というのは、ドイツで100年前に始まったもので、子どもの成長段階に合わせた学びを実践していく教育です。

「人と人、人と自然の調和を生み出せる感性。自分が本当になすべきことを見出せる知性。それを実行していける意思と能力。個性を持ちつつ恊働できる人間」を育む教育といわれています。

 

耳慣れない「シュタイナー学校」ですが、日本では東京や横浜、北海道、愛知、福岡などに7校、ドイツやオランダを始めとするヨーロッパや、中国、韓国などのアジア圏、そしてアメリカなどの世界で1000校ほどあります。

今年はシュタイナー教育が始まって100周年ということで、世界中でお祝いやイベントが開かれます。

日本では河瀬直美監督に100周年記念ショートムービーを撮っていただきました。

是非ご覧下さい。

 

上の息子が小学2〜3年生のときに手仕事の授業で作った鍋敷きやコースター、

中に木の実が入ったボールなど

自分の手でモノを作り出せる喜びを学ぶとともに、手先を自分の意思で使えるようにします

キャンプデビュー

いつかキャンプをしたい、と思いながら何年も経っていましたが、今年の夏ようやくキャンプデビューをしました。

 

上の男の子が小学3年生になり、長い夏休み、名古屋のマンションを脱出させてなるべく自然の中で過ごさせよう、という理由で。

 

といっても初心者なので、まずは3泊4日で長野県の戸隠キャンプ場へ。

川も、牧場も、売店も、そしてカフェや蕎麦屋もあるという、初心者の私たちにも快適過ぎる(?)キャンプ場でした。

 

炭や薪で火をおこし外で料理する。この原始的な行為がとても楽しく、いつまでもキャンプ生活を続けたくなったほど。

 

少しの空きの日があったら気軽にキャンプに行けるようになるのが目標。

今はまだ、キャンプに必要なものを車に積み込むまでの用意に時間がかかるので、持っていく調味料はこれ、食器類はここに入れる、など細かいところのルールを決めてさっと出来るようになりたいな。

 

 

絵本の力

絵本が好きです。

子どもが産まれてからどんどん増える一方ですが、本棚には20年以上前に出版されて、読み継がれてきたような素朴な絵本が占めています。

私が好きなそんな絵本は、普通の本屋さんでは取り扱っていないことも多く、古本屋さんで見つけてくることがほとんどですが、絵本専門店にも足を運んだり。

夫は、図書館で借りてきて良かったと思った絵本の題名などを書き留めておく「絵本ノート」なるものを作っていて、絵本専門店に行ったときなどそのノートをめくりながら探しています。

私より、熱心です。

 

色々好きな本はありますが、ゴブスタインの絵本は特別です。

何か、人生で自分が大切だと思うことに自分の能力をそそぎ込む尊さ、みたいなことを簡潔に表しているのです。

「どこかの誰かが、きっと気に入ってくれると信じて、一生懸命作ったのです」

(ゴールディーのお人形)

「画家は一生をおくる ただ心を動かされるだけでなく、神のように 働きたいと願いながら」

「つつましく、強く、だが限られた日々、あたえられたいのちを 彼は使いはたす」

(画家)

 

ゴブスタインの絵本を読むと、真摯に生きること、を強く感じずにはいられません。

私のバイブルのような本になっています。

左から「生きとし生けるもの」「画家」「作家」

「ゴールディーのお人形」

お仕事

通販で雑貨や服などを販売していらっしゃる「フェリシモ」さんで、描かせていただいた猫の絵が、フレーバーティーの缶やティータオルになりました。

 

フェリシモさんの商品はほとんどがオリジナルで制作されていますが、商品の世界観やストーリー性に感動してしまいます。担当の方たちが、本当に雑貨が好きで、そして「女の子」の気持ちを持っているんだろうなあといつも思います。

 

 

私がイラストの仕事を初めてやらせて頂いたのはフェリシモさんでした。

25歳のころ、毎週土曜日だけ講座が開かれていた京都にあったイラストレーションの学校に、1年間名古屋から通っていました。

その時に同じクラスに居た少し年上のFさんと仲良くなり、学校が始まる前に待ち合わせして、京都の喫茶店「六曜社」などの、その頃1人ではまだ行けれなかったような場所に連れて行ってもらっていました。

一度Fさんの大阪の家に泊まりに行ったときは、エプロンやキッチン周りのものなど家にあるものがおしゃれで、「こんなに隅々までおしゃれに暮らしている人が居るんだ」と思ったことを覚えています。

学校の最終日に、そのFさんが「実はフェリシモで働いていて、イラストを人に頼む仕事をしている」と教えてくれました。そして「クラスの中で何人かに声を掛けてお仕事を頼もうと思っている」と言って私にも依頼してくれたのでした。

家計簿から始まって、Tシャツやタオル、パッケージや小物などたくさんの商品にイラストを描かせていただきました。

 

Fさんはその後ハワイに行かれて会社はやめられたのですが、今まだこうやってフェリシモさんとの関係が続いていることに感慨深いものがあります。

 

何が縁になるかわからないですね。

 

こうやって思い返してみると、私のイラストの仕事は雑貨から始まっていたんだなあ。。。

 

 

 

 

 

図書館に

先日、「山の前製作所」さんの本棚、kiboraに、私がクマの絵を描いたものが「各務原市立中央図書館」に寄贈されました。

そして図書館に各務原市長さんもいらしての贈呈式を行ってくださいました。

これからは子どもの読み聞かせのスペースに置かれるそうで、私もとても嬉しく思っています。

 

山の前製作所さんが各務原で活動していることなどもあり、縁があって今回の話になったそうです。

今回図書館にお邪魔して、図書館員の方をはじめ、関係者の方々のフレンドリーさにびっくりしました。公共施設と市民との間の垣根が低いように感じました。

それが各務原の新しい事、おもしろい事に繋がっているような気がしました。

 

お近くにお住まいの方は是非足を運んでみて下さい。

図書館の周りに広々と広がる公園には、おしゃれなカフェや池があったりして、とても気持ちのいい空間でおすすめです。

 

新年

あけましておめでとうございます。

 

年末から新年にかけて、ここ数年手をつけていなかった(見ないふりをしていた)押入の中や、知らない間に増えてきていた子どものおもちゃ、雑誌類などを整理していました。

もう年齢が大きくなって、使わなくなっていた子どものおもちゃも人にあげたり、処分したり。雑誌も必要なページだけ切り取って、どんどん処分。

少しずつモノが減ってスペースが空いてくると嬉しくなって、もっとすっきりさせたくなり、思い切りも良くなってきました。

何事もとりあえず始める事が大切ですね。。。

収納用の入れ物とか家具とか、そういうものをわざわざ増やすのが嫌で、家にあるかごなどで代用していたのですが、モノにあった大きさの入れ物で揃えると、やはりきれいに収まるのだなあと今更ながら思いました。

 

まだまだ手を付けたいところがあるので、しばらくゆるゆると片付けが続きそうです。

 

毎日のように増えていく子どもの絵も、いいなと思うものだけ厳選してファイリングしたら、ただ箱に入っていたときよりも、絵を見返したりする機会も増えて良くなりました。

糸つむぎ

雑誌「PLUS1Living」100号で、100号に因み100人が「手放せない好きなもの」を紹介するページに私も出させていただき、糸紡ぎ機を載せました。

 

下の子どもの保育園が同じ友人から「糸紡ぎをやっているんだけど、一緒にやらない?」と誘われ、最初は糸紡ぎ?ガンジーやグリム童話に出てくるような?と思ったら、羊毛から毛糸に紡いでいく糸紡ぎでした。

上の子の小学校のお母さん達に話してみると、「私もやってるよ」とか「私はスピンドル(もっと原始的な道具)でやっているよ」などなど余りにも周りでやっている人が多かったので、なんとなく縁があって始める事に。

月1回の先生の糸紡ぎ機をお借りしての練習では、なかなか上手にならないので私もついに糸紡ぎ機を購入したのでした。

 

からからからと回している時間は(まだ下手なので、スムーズにはいきませんが)なんとも不思議に懐かしいような心地よさで、自分が大昔にやっていたこともあったのだろうか、と思うほど。

紡いだ糸で織物をして。。。と一生の楽しみとしてやっていきたいなあと思っています。

羊毛の盛んなニュージーランド製の糸紡ぎ機です。